INTERVIEW

淡路島から
国立・難関私立大を目指す

神戸大学合格までの道のりを伴走してくれた

日々の勉強から進路決定、第一志望合格まで、荒木さんの支えとなったものの一つが、学校のサポート。何事も一人ひとりに合ったやり方があることを肌で感じながら、自分らしさを伸ばすことのできた蒼開は、「一つのおうちのような温かい場所だった」と振り返ります。

⚫︎スーパー特進コース(2024年3月卒業)

荒木 穂奈美さん

神戸大学 工学部 情報知能工学科

VOICE

蒼開で過ごした3年間

01

自分らしく成長していける、温かい場所

入学当初、学校に馴染めるのか不安だったことを覚えています。でもそんな私に、クラスメートが優しく話しかけてくれたり、担任以外の先生も声をかけてくださったり、部活に入っていなくても学校行事を通して先輩・後輩とのつながりも持つことができたりと、アットホームな雰囲気の中で過ごしました。3学年縦割りのチーム対抗で学校や先生に関するクイズを解いていく「新入生歓迎行事」は、印象に残っている行事の一つ。高1の冬の「研修旅行」では、スキーや雪合戦を伸び伸び、自由に楽しみました。勉強に関しても一律に対応するのではなく、一人ひとりを尊重する先生方を見て、「個々に合ったやり方がある」ことを実感した3年間。自分のペースで、学力や自分らしさを伸ばすことができたと感じています。

02

何時間にも及ぶ面談を経て、進路を決定

受験勉強を本格的にスタートする前から、勉強は頑張っていたほうかなと思います。好きな数学は課題をひたすら解いていましたし、苦手な英語は、地道に英単語の暗記に取り組んでいました。1年と3年の英語は同じ先生が担当してくださったのですが、3年になったとき「成長したね」と言っていただけてうれしかったです。物理もすごく苦手で、質問に行くたびにわかりやすく解説してくださり、本当に助かりました。進路を決めたのは高2の終わり頃です。決めていたのは理系学部ということのみだったので、担任の先生との面談は何時間にも及びました。相談する中でこれから発展していく情報系に携わりたいという思いが芽生え、神戸大学の知能情報工学部をめざすことを決めました。

03

授業、個別指導、仲間の存在が力になった

高3の春から、本格的に受験勉強をスタートさせました。大学入学共通テスト対策は、数学なら朝の補習、それ以外の教科は授業内での問題演習を軸に進められたかなと思います。ついつい好きな数学に偏ってしまいがちな私が、受験勉強のスケジュール管理に活用していたのが、学校から配布される手帳。タイムスケジュールまで書き込み、1日の終わりに、どの教科をどれくらいの時間取り組んだのか振り返ったうえで、次の日のスケジュールを決めていました。卒業式後も、国公立大学をめざす仲間と一緒に学校の教室で勉強していましたね。わからないところがあれば先生にすぐに聞きに行けるのでよかったです。窓を開ければ、豊かな自然が広がっている環境も魅力。疲れたら、敷地内にある池の周りを散歩して気分転換していました。

04

蒼開で確立した基礎学力が、学びの土台に

大学入学後、学んでいく中で、「もっといろいろなことができるようになりたい」という思いが高まっていくのを感じています。現在は、国家試験である基本情報技術者試験に向けて勉強中です。課外では、「神戸大学総合ボランティアセンター」障害者セクションの活動に参加。グループホームやイベントでの交流は、蒼開の先生方が実践されていた「個々に合った対応」の必要性を肌で感じられる機会でもあり、いろいろな学びがあります。また2年間、さまざまな授業や試験を通してあらためて実感しているのが、基礎学力の重要性です。高校時代の積み残しがないおかげで、単位もきちんと取得することができていますね。研究室の選択、その先にある大学院への進学を見据えて、これからも成績維持に努めていきたいです。

INTERVIEW

淡路島から
国立・難関私立大を目指す

アスリート進学コースから
学校推薦で香川大学へ

サッカー部に所属し、高3にはレギュラー入り。強化クラブ生対象の男子寮『松風館』の寮長としての役割も担う多忙な中で、国公立大学への挑戦を決めたという田中さん。
合格できたのは、3年間で得た経験すべてと、蒼開ならではの個別指導があったからこそだと語ります。

●アスリート進学コース(2025年3月卒業)

田中 崇瑛さん

香川大学 教育学部 学校教員養成課程

VOICE

蒼開で過ごした3年間

01

人として成長できる環境に惹かれて入学

蒼開を志望するきっかけとなったのは、サッカー部の体験会です。プレースタイルや居心地のよさ、寮生活を通して人間的にも成長できる環境に惹かれました。入学後はサッカーを第一に考え、練習に備えてコンディションを整える日々。その頃から教員になりたいという思いがあったので、評定をキープするためテスト勉強は頑張りました。印象に残っているのは、「心育」の一環として取り組んだボランティア活動です。ビーチクリーンも、農家の方との米作りも、教員になったときに活かせるように「子どもたちに教える」という視点を持って臨みました。また「笑学」では、文化祭のステージで漫才を披露。人前に立つときのメンタルが鍛えられ、総合型選抜のプレゼンテーションでは堂々と話すことができました。

02

多忙を極める中、国公立大学受験を決意

高2の後半から男子寮の寮長を務め、高3にはスタメンに。寮生が快適に規則正しい生活を送れるように目を配るとともに、模範となるべく自分を律しなければ。チームに貢献できるようスキルアップにも努めなければ。そんなプレッシャーを感じながら忙しく過ごす中で、国公立大学に挑戦することを決めました。1つ目に受ける大学はプレゼンテーションと面接、2つ目は筆記試験と面接。部活動終了後に教室に戻り、先生方の指導のもとプレゼンテーションの資料作成や練習を進めていきました。その後の3つ目、香川大学の対策に集中できたのは、わずか2週間ほど。それでも無事合格できたのは、先生方が傾向を踏まえた面接練習・小論文対策を徹底してくださったことが大きかったと感じています。

03

蒼開という環境すべてが、進路実現の原動力

部活動や生活面でプレッシャーがかかる中でも、国公立大学に挑戦するという選択ができたのは、蒼開のサポート体制があったからだと強く思います。受験対策に関わってくれたのは、アスリート進学コースの先生だけではありません。他コースの先生からも個別指導をしていただきましたし、「プレゼンテーションの練習をしたい」と言えば、校長先生や理事長先生までいらっしゃって本番さながらの緊張感を作ってくださり、さまざまな視点からアドバイスをいただきました。そして合格を勝ち取れたのは、さまざまな経験を得られたからこそ。サッカーを通して協調性が磨かれ、寮長を務めたことで対応力や広い視野を身につけることができました。そうした強みを、自信を持って堂々とアピールできたことが、結果につながったという実感があります。

04

子どもたちの自信を育む教員をめざして

現在は大学の寮に入り、小学校教員を養成するコースで学んでいます。2年からは興味のある分野・領域を選ぶことができるのですが、僕は「保健体育領域」を選択する予定。小学校教諭と中学校・高等学校教諭の免許取得を目標に専門知識を身につけながら、進む道をじっくりと見極めていきたいと考えています。理想とするのは、子どもたちの自己肯定感を高めるような関わり方・サポートを実践し、「一人ひとりに自信と広い選択肢を持たせることのできる教員」。サッカーに打ち込みながら国公立大学を受験するという選択肢を持たせ、その挑戦を後押ししてくださった蒼開の先生方のような存在になれるよう、これから4年間、頑張りたいと思います。

RECORDS

主な合格実績

国公立大学

R7 R6 R5 R4 R3 R2
京都大学 1
大阪大学 2 1 1
神戸大学 4 1
大阪教育大学 1 1
兵庫県立大学 1
岡山大学 1
香川大学 1 2
島根大学 1
徳島大学 1 3 1 1 1
高知大学 1 1

私立大学

R7 R6 R5 R4 R3 R2
慶應義塾大学 1
東京理科大学 1 1
MARCH※ 3 3 1
同志社大学 6 3 4 2 4
立命館大学 5 6 10 9 4 6
関西学院大学 1 8 2 4 3
関西大学 1 6 4
近畿大学 2 8 2 4 2 3
京都産業大学 3 7 5 18 1 1
龍谷大学 1 1 8 1 2

EVENT

10/19 (日)

申込不要
中高
共通

明石地区相談会

14:00~15:30
・ウィズあかし(アスピア明石北館8F)

11/15 (土)

要申込
高校

学校説明会 / 授業見学会

学校説明会 第二回

9:30~11:30

授業見学会

11:30~12:40

12/6 (土)

要申込
高校

学校説明会

第三回

14:00~16:00