中学校

平和学習がありました

10月29日5時間目を活用し、中学生全学年を対象に平和学習「平和の語り部」を行いました。
この「平和の語り部」では、戦争の記憶と平和への願いを語り継ぐ貴重な時間が共有されました。
荒堀修一さんは、加西市の鶉野(うずらの)飛行場から出撃した特攻隊の若者たちの話を語り、命をかけた彼らの思いを伝えてくださいました。
廣地タマへさんは、ニューギニアで戦死したお父様の話を語りました。遺骨の代わりに戻ってきたのは石ころ一つだけ——その現実が、戦争の悲しみの深さを物語っています。
兵庫県では約10万人、全国では約310万人が戦争で命を落としました。数字の向こうにある一人ひとりの人生と家族の物語を、私たちは忘れてはなりません。
この語り部の時間は、過去を知り、未来の平和を考える大切な一歩となりました。